米麹甘酒は便秘改善に期待できる!?米麹甘酒を身近に楽しもう!【レシピ】
便秘といえば便がなかなか出ないことだと思っていますか?
毎日排便があったとしても、必ずしも便秘ではないとは言い切れないんです。
厚生労働省のHPによると
” 便秘になると便通不良になるばかりでなく、腸内容物の腐敗などが進行して有害物質が生成され、下腹部不快感・膨満感・腹痛・悪心・嘔吐などの障害をきたす恐れがあります。” |
引用:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト 便秘と食事(2019年5月17日時点)
腸内環境が悪化すると、免疫が弱くなったり、疲労の蓄積や、肌荒れなどのトラブルが起こります。
そこで、今回は発酵食品の中でも気軽に摂取できる、甘酒の「便通効果」に注目し、中でも米麹甘酒の便通効果に注目しました。
■目次
1. 米麹甘酒に含まれるものとは 2. 甘酒で作る野菜スープ【レシピ】 3. 甘酒で作るヨーグルトシャーベット【レシピ】 まとめ |
1. 米麹甘酒に含まれるものとは
米・米麹・水からできています。
米麹とお米を熟成発酵して作られるため、米麹甘酒にはアルコールは含まれていないのが特徴で、米麹甘酒は飲む人を選びません。赤ちゃんの離乳食にも最適で、妊娠期や授乳中の方も飲んでいただけます。
米麹の甘酒にはビタミンBやオリゴ糖、ブドウ糖などが含まれています。
オリゴ糖は胃や腸で分解されずに腸に届くので、便を柔らかくする作用や、善玉菌を増やす効果があるので、腸内環境の改善が期待できます。
また、食物繊維が含まれているため、便を柔らかくしてくれたり、便意をもよおしやすくする効果が期待できます。
甘酒といっても「味がないのでは?!」「美味しくなさそう」というイメージを持たれる方がおられると思います。
実は甘酒はそのまま飲むこともできますし、スープやヨーグルト混ぜても食べることができます。
レシピのバリエーションはアレンジ次第なのです!!
2. 甘酒で作る野菜スープ【レシピ】
材料 (1人前)
キャベツ 1枚
人参 1/4
玉ねぎ 1/4
だし 小さじ2
甘酒 100cc
作り方
1. キャベツ、人参、玉ねぎを切って耐熱容器に移し、ラップをして電子レンジで2〜3分ほど温める。
2. 電子レンジから取り出し、スープジャーに入れ、だしを小さじ2加える。
3. 甘酒100ccを電子レンジで温め、スープジャーに入れ、完成。
お好みでジンジャーパウダーを加えても良いです。生姜の効果で体がポカポカします。
3. 甘酒で作るヨーグルトシャーベット【レシピ】
材料
甘酒 100cc
ヨーグルト 100cc
フルーツお好みで、いちご、バナナなど
作り方
1. 甘酒とヨーグルトを袋に入れ、しっかりとまぜ冷凍庫へ。
2. 完全に凍らすのではなく、少し凍ったらところで冷凍庫から取り出し、手でほぐす。
3. お皿に盛り付け、いちごやバナナなどのフルーツをお好みでトッピングして完成
まとめ
米麹甘酒はアルコールを含んでいないため、小さなこどもから大人まで食べることができます。
米麹甘酒にはビタミンBやオリゴ糖、ブドウ糖、食物繊維が含まれており、これらは腸内環境の改善に役立ちます。
米麹甘酒を飲むのは苦手という方は、野菜やフルーツを一緒に食べることで食べやすくなります。
ぜひお試しください!
【参考文献】2019年5月24日時点
1) 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
2) BULLETIN OF FACULTY OF HEALTH AND WELFARE SCIENCE, OKAYAMA PREFECTURAL UNIVERSITY
甘酒摂取による便秘・疲労改善効果についての検討