米麹(こうじ)に含まれるお肌に良い【美肌成分】とは?
最近薬局で「麹・糀(こうじ)」が使われた化粧品を見かけませんか?!
麹はここ数年ブームとなり、色々な関連商品が販売されています。
化粧品だったり、飲み物だったり。
そこで今回はブームを巻き起こしている、麹(米)に含まれる成分に注目しました。
この米や米麹には「グルコシルセラミド」「N-アセチルグルコサミン」という成分が含まれていて、これらは、肌の保湿を高めてくれる働きがあると言われています。
なぜグルコシルセラミドが良いのか?
肌の表皮の皮脂膜の下には角層と呼ばれる部分があります。そこはセラミドの層と水の層がミルフィーユのように重なり合って肌を乾燥や刺激から守ってくれています。
しかし、セラミドが少ないと水分も外に逃げてしまうため肌のバリア機能が衰え、肌が乾燥してしまいます。乾燥だけでなく、肌の炎症やかゆみも引き起こすと言われています。
マルコメ株式会社さん(以下マルコメさん)のHPではさらに、このようなことも紹介されています。
”また「N-アセチルグルコサミン」は、米糀に含まれており、コラーゲンやヒアルロン酸の合成促進、角層水分量増加に効果があるとされています。” |
引用:糀甘酒が肌の保湿を促す 米糀に含まれる美肌成分(2019年5月21日時点)
コラーゲンとヒアルロン酸が少なくなると?!
肌の真皮層という部分にコラーゲンやヒアルロン酸は含まれています。この部分は肌のハリや弾力を保っています。つまり真皮層という部分が少なくなると、真皮層の上の表皮部分を支えるのが難しくなり、たるみ・シミなどの肌トラブルの原因となります。
マルコメ株式会社さんの実験結果によると
ここまで読むと、「どうすれば肌の保湿効果を高められるの?」「どうすればグルコシルセラミドを摂取できるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
マルコメさんがなんとも素敵な実験をされています。それがこちら。
”そこで、20代から60代の女性、64名を対象に、1日1本(125ml)8週間、糀甘酒を飲んだ際の肌への保湿作用について試験しました。 米糀甘酒を飲み始める前、飲み始めて4週間目と8週間目に、肌の水分量(角層水分量)と肌のバリア機能(経表皮水分蒸散量)を測定しました。 さらにその中で、皮膚のセラミド量が減少すると言われている40歳以上の女性のうち、 肌の乾燥の程度がより強い19名(糀甘酒を飲み始める前の経表皮水分蒸散量が被験者の中央値以上)について解析した結果、 肌の保湿効果とバリア機能の改善が認められ、糀甘酒が肌への保湿効果をもたらすことが見いだされました。” |
引用:糀甘酒が肌の保湿を促す 米糀に含まれる美肌成分(2019年5月21日時点)
もっと詳しく読みたい方はこちらをどうぞ
R&D Results 研究開発の成果:糀甘酒が肌の保湿を促す 米糀に含まれる美肌成分
おわかりいただけたでしょうか。冒頭で述べたように、米や米麹には「グルコシルセラミド」「N-アセチルグルコサミン」という成分が含まれています。そしてこれらは、肌の保湿を高めてくれる働きがあります。
つまり、「グルコシルセラミド」「N-アセチルグルコサミン」という成分が含まれている「米麹甘酒」を摂取することで、肌の保湿効果とバリア機能の改善がみられるというのであれば、米麹甘酒を飲まないわけにはいかないですね。
まとめ
米麹甘酒には「グルコシルセラミド」「N-アセチルグルコサミン」という成分が含まれており、これらは肌の保湿効果とバリア機能の改善に期待ができるというもの。
さらに米麹甘酒は米・米麹・水からできているので、アルコールを含んでおらず妊娠期や授乳中の方も飲んでいただけます。素晴らしい!
フルーツなんかも加えたら美味しいです。私はすだちと混ぜて「すだち米麹甘酒」として飲むのが好きです。ヨーグルトのように酸っぱくて美味しくて美味しいですよ。
みなさまお試しあれ!